takakisan

Java Silverの試験を受けたんだが手続きがマジめんどくさかった

2016-08-17

先日Java Silverの試験を受けてきたんですが、(受かりました!)
申込みとかが結構複雑だったので、
今後受ける人の参考になればと思い説明を残しておきます。

2016年8月14日時点の情報です。
状況が変わっている可能性もあるので注意してください。

1. 資格と受ける試験を確認しよう

まず、「Java Silverの資格」と言ったときに、該当する資格は
対応するJavaのバージョンによって2つあって、
資格の正式名称は

  • Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 7
  • Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 8

です。
SE ○ 」ってとこが対応するJavaのバージョンを表しています。

わざわざ古いバージョンの資格を取ることもないと思うので、
SE 8の方を取得するのが良いんじゃないでしょうか。

で、資格を取るために受ける試験は、
「Java Silver」という名前が付いているわけでは無く、
Java SE 8 Programmer I 」という名前です。
この試験に合格すると、
「Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 8」の資格が認定される
という形になっています。

この記事の最初に「Java Silverの試験」と書きましたが、
より正確に表すなら「Java Silver資格認定のための試験」となるでしょう。

また、”Java SE 8 Programmer I”試験は、

  • 問題文が日本語のもの(試験番号 1Z0-808-JPN)
  • 問題文が英語のもの(試験番号 1Z0-808)

の2種類あるので間違えないように気をつけましょう。

問題文の言語が違うだけかな、と思っていたのですが、 Oracleのサイト にはこんな記述があります。

Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 8 認定資格として認定されるためには日本語で試験を受験いただく必要があります。
英語試験で受験された場合、Oracle Certification Program としての認定対象とはなりますが、Oracle Certified Java Programmer 資格として同時認定の対象とはなりませんのでご注意ください。

英語で受けるとOracle Certified Java Programmer 資格としては認定されないそうです。

では、英語で受験した際に認定されるOracle Certification Programとは何か?
についてはよくわかりませんでした。
日本語で受けた方がお得ということですかね。

1. まとめ

Java Silver (SE8)の資格を取るためには、
Java SE 8 Programmer I 試験(試験番号 1Z0-808-JPN)
を受験しましょう。

2. 試験を申し込もう

Java SE 8 Programmer I 試験は、各地のテストセンターにて
専用のパソコンを使って受験します。

Java Silverの資格を認定しているのはOracle Japanですが、試験を開催しているのは別の会社です。
ピアソンVUE という会社が各所で行われる試験を運営しています。
なので、試験の予約はピアソンVUEのサイトから申し込む事になります。

試験の予約を申し込むために、まずはピアソンVUEのアカウントを作成する必要があります。
このページがピアソンVUE上の、Oracle認定試験のトップページです。

「アカウントの作成」をクリックしてアカウントを作りましょう。

アカウントが作成できたら、ログインしたページから「試験会場での受験」をクリックします。
するとOracle認定試験の一覧ページがでてくるので、「java」とかで検索をすると、目的の
Java SE 8 Programmer I 試験(試験番号 1Z0-808-JPN)
があるはずなので、クリックして予約を進めましょう。

テストセンターを選択すると、カレンダーから予約する日を選択できます。

受験できる日程(曜日)は、テストセンターによりけりみたいですね。
土日でもやっているところもあれば、週3日しかやってないところもあります。
申し込み自体は受験前日でもできそうな感じです。
(ただ、あとで説明しますが、予約は少なくとも受験の1週間以上前にした方が 良いと思います。)

2. まとめ

ピアソンVUEのアカウントを作って試験を予約しよう。
受験できる日はテストセンターによって違うぞ。
予約ページのカレンダーで確認しよう。

3. 試験結果を確認するための準備をしよう

ピアソンVUEのサイトで試験の予約と支払いを完了すると、予約内容確認のメールが送信されてきます。

そのメールの中に、「受験する前にCertViewの初回認証をやっておいてね」、という旨の記載があります。

CertViewとは、Oracle認定試験の結果確認や、Oracle認定資格の証明書をダウンロードできたりするサイトのことです。

テストセンターでの試験後、試験結果の確認はCertView上で見る必要があります。

CertViewを利用するためには、まず「Oracleプロファイル」と呼ばれるアカウントを作成する必要があります。
(またアカウント作成!めんどくさ!)

ここのページの「プロファイルの作成」をクリックして、Oracleプロファイルを作りましょう。 https://login.oracle.com/mysso/signon.jsp

Oracleプロファイル作成後、CertViewにログインすると、
初回認証のために「Oracle Testing ID」と「OracleプロファイルのID」を入力するように要求されます。

CertViewを運営している会社(Oracle)と、試験を運営している会社(ピアソンVUE)が別なので、試験結果の連携のためにアカウントの紐付けが必要なんですね。

Oracle Testing ID」は、ピアソンVUEから送られてきている試験予約確認のメールをよく見ると記載されています。
「OC1234567」みたいな形式です。

OracleプロファイルのID」は、Oracleプロファイル作成時に登録したメールアドレスです。

で、ここのステップは少々注意が必要です。
CertViewの初回認証は、3回失敗するとサイト上からは行うことができなくなり、「オラクル認定資格事務局」にメールを出して、確認作業を依頼する必要があります。

そして、このページの「CertViewを利用するための手順」にも記載されていますが、

ピアソンVUE社のアカウント情報がCertViewシステムに反映されるのは、最大で1週間かかりますので、最近ピアソンVUE社アカウントを作成された方は日をおいてログインしてください。

試験を申し込んでからしばらくはCertViewの初回認証は行えないということになります。
そのため、試験の申し込みは受験の1週間以上前に行った方が良いでしょう。

CertViewの初回認証は完了していなくても受験はできます。ただ結果確認ができないので、気持ちは悪いです。

ちなみに私はこんな感じでCertView初回認証に3回失敗しました。


2016/8/8 (月) 夜
「Oracle Testing IDってなんやねん。ピアソンVUEのアカウント名か?」←違う
→1回目失敗

2016/8/8 (月) 夜
「あー、Oracle Testing IDってこれか。これ入れればええんやろ?」←まだアカウント情報が反映されていない
→2回目失敗

2016/8/13(土) 夜
「最大1週間とか言うてるけど、そろそろ行けるやろ。受験前日やし……」←まだアカウント情報が反映されていない
→残念、3アウトです


それでこんな感じでメール出しました。
土曜の夜に出して月曜9:30くらいに認証完了の連絡が来たよ。(思ったより早かった)

オラクル認定資格事務局御中

Certview 初回認証に3回失敗してしまったため、 認証情報の確認処理をお願いします。

名前 …….

Oracle Testing ID …….

Oracle.comアカウントのユーザー名(Eメールアドレス) …….

お手数おかけしますがよろしくお願い致します。

3. まとめ

ピアソンVUEからの試験予約は、受験の1週間以上前にしたほうが無難でしょう。
試験結果確認のために、

  • Oracleプロファイルの登録
  • CertView初回認証

をする必要があるぞ。
CertView初回認証は、ピアソンVUEアカウント作成後1週間以上経過しないと出来ないので注意。

4. 受験当日

受験に際して必要な物は、本人確認書類2点だけです。
筆記用具とかは必要ありません。
ここのページにある、Aグループ、Bグループそれぞれから1点ずつ用意しましょう。

テストセンターに到着したら簡単な手続があります。

  • 試験に関する同意書に署名
  • 本人確認書類の提示
  • 写真撮影

みたいな流れです。

試験予約確認のメールには、開始15分前に到着するよう書いてありますが、会場が混んでいなければ5分くらいで手続は終わります。

受験用の座席が空いていれば、予約した時間より少し早くても受験させてもらえます。
受験用の部屋は腕時計や飲み物など、私物の持ち込み不可です。
荷物を預けるためのロッカーが借りられます。
試験室に入る前にメモ用紙とペンを渡されます。

4. まとめ

予約した時間までにテストセンターに行こう。
指定された本人確認書類だけ持ってれば受験できるぞ。

5. 試験結果の確認

回答が終わったら、メモ用紙とペンを返却して、解散です。
(試験結果はその場では確認出来ません)

試験終了後、30分程度で、
「CertView上で試験結果が確認できるようになりました〜」
という旨のメールが届きます。

ログインのための、Oracleプロファイルのアカウント情報は確認できるようにしておくと良いと思います。
CertViewはスマホでも見られます。

5. まとめ

受験したその場では結果確認出来ないが、30分程度でCertViewで確認できるようになる。

以上です。
皆様の参考になれば幸いです。

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